2021-05-24 第204回国会 参議院 決算委員会 第7号
しかし、二〇一四年に茨城県牛久の東日本入管でカメルーン人が亡くなった事件では、裁判所の証拠保全手続や文書提出命令に応じて施設内の映像記録を提供しています。裁判所からの求めに応じるかどうかは任意です。 司法の求めに応じて対応した、そういう実績があるわけですから、立法府である国会の求めにも応じて開示するべきだと考えますが、大臣、いかがですか。
しかし、二〇一四年に茨城県牛久の東日本入管でカメルーン人が亡くなった事件では、裁判所の証拠保全手続や文書提出命令に応じて施設内の映像記録を提供しています。裁判所からの求めに応じるかどうかは任意です。 司法の求めに応じて対応した、そういう実績があるわけですから、立法府である国会の求めにも応じて開示するべきだと考えますが、大臣、いかがですか。
伺いますが、二〇一四年、茨城県牛久の東日本入管でカメルーン人の男性が亡くなりました。遺族が国を相手に損害賠償訴訟を起こし、その裁判では、居室内の床でもがき苦しむ動画が再生されました。今もネット上で閲覧することができます。入管庁、御承知ですか。
これは非常に複雑な問題なので、この記事だけだとなかなかわかりにくいので少し説明をさせていただきますが、平たく言うと、スリランカ国籍の男性なんですが、現在、牛久の東日本入管センターに収容されております。ただ、自分の名前ではない別人の名前で収容をされ、そして退去強制令書も出されている。
この黄色の部分を意訳させていただきますと、特別報告者は、東日本入管センター、これは大臣が視察された、ごらんになったところです、東日本入管センターで約二年間収容されていた非正規移住者と庇護希望者に面会した。彼らは耐えがたい精神状態にあり、裁判を受けることなしに、又はいかなる犯罪で有罪と宣告されることもなしに、また、釈放されるか否か、又はいつ釈放されるか知らないまま長期間収容されていた。
今年の四月、東日本入管センターのシャワー室、三十代のインド人男性が首にタオルを巻き付け、意識のない状態で発見、その後病院に運ばれ間もなく死亡。自殺でした。この一年前、インド人男性は出身地での迫害の恐れを感じ、庇護を求めて来日。強制送還された場合、命の保証ありません。インド人男性は一年近く収容された後、自殺の前日、仮放免申請の不許可を通知されます。
今大臣言われたとおり、四月十三日昼頃、東日本入管センターでインド人男性、施設内のシャワー室で首にタオルを巻き付け、意識のない状態で発見、病院に運ばれたが間もなく死亡を確認。自殺でした。二〇一七年四月、出身地での迫害の恐れを感じ、日本に庇護を求めて来日。東京入管に収容後、十二月に東日本入管センターに移送。強制送還された場合、命の保証があるかどうかは分かりません。
一番最後だけ紹介しますけれども、直近の平成二十九年十二月三十一日時点では、東日本入管センター、一番上のところですけれども、これは被収容者数三百四十四人のうち二百八十七人が半年以上の収容というふうになっている。実に八三%を超えているということであります。
ほかは、いただいた資料、配付資料の五枚目にありますけれども、十七のうち五つ非常勤の医師が配置され、一つだけ、その東日本入管センターだけが常勤。あとの十一というのは、非常勤であれ何であれ医者がいないわけです。医師そのものが配備されていない。これは本当に医療アクセスという点で大変な状況になっているわけです。
もう一つは、病気でイラン国籍の男性が二〇〇二年十二月より東日本入管センターに収容されています。二〇〇二年十月に労災に遭って病院から警察に超過滞在で通報をされ、十二月に東京入管に収容されました。満足な治療、リハビリも受けられないまま一年四カ月収容されまして、左手の硬縮状態が進行し機能全廃の危機に瀕している。弁護士もついて仮放免手続六回目を申請中。
ですから、少なくとも、二月十何日でしたか、私が東日本入管に行ったときのセンター側の説明とは、これは、所長、職員を含めて、保護室にかかわる使用についての説明は今の局長の御答弁とは全く違いますので、これも可及的速やかに事実関係を明らかにしてください。どっちかがうそを言うたということになってしまうわけですので、お願いいたします。これはまた別途の機会にやりたいと思います。
きょうは、与えられた時間の中で、入管行政にかかわって何点かお伺いをしたいわけでございますが、まず最初に、これは、実はことしの二月の二十七日に質問させていただきました、東日本入管センターにおける処遇の問題にかかわって、幾つか中尾局長とのやりとりの中で積み残したものがあったと思いますので、それについての回答をまず求めていきたいと思います。
隔離室に入れてなお大変だというときに、ごくわずかな時間だけ保護室に入れるんですよというのが東日本入管での説明なんですよね。それで、ほとんどありませんと言うわけですよ。 平成十二年で七件、十三年で十三件というのは、これは保護室ですか。それだったら、現地に行って聞いてきた説明とややそごを来すんですが。
さらに、現在も収容されている四名につき、十一月二十七日、退去強制令書が発付され、東日本入管センターに移された上、現在も収容されております。また、あとの五名についても、昨日、難民不認定の決定通知がなされたと報道されております。